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2016年10月19日水曜日

「清々しい顔」



私がブラブラ歩いていたらただの与太者だが、タモリがブラブラ歩くと「ブラタモリ」という高視聴率の番組となる。

昨夜銀座キャピタルホテルというビジネスホテルに泊まった。
午後十時過ぎチェックイン。暑いの苦手、寒いの苦手な体である。
狭い部屋にエアコンが効いていない、でフロントに電話して部屋を冷やしてと言うと、全館送風ですと言う。必要なら扇風機をと言うから持って来てとなり扇風機を回す。
省エネなのと聞けば、まさか10月中旬にこんな暑いのは計算外だったとか。

午前一時過ぎにテレビ「ブラタモリ 富士の樹海」を見る。
松本清張の小説「波の塔」で有名になったある事の名所である。

広島カープの黒田博樹投手が引退宣言をして記者会見をしていた。
やるだけやった男の清々しい姿があった。体のアチコチがボロボロで痛み止めの注射を打ちながら投げ続けた。若手は黒田博樹を見て成長した。逃げるな内角を攻めろと。

「笑っていいとも」で働き詰めだったタモリは余生を楽しむようにブラリ、ブラリと歩く。博学である。サングラスをかけていて顔は見えないが、やはり逃げずに仕事をやり遂げた男の清々しさを感じる。

私はふと思った、今上天皇がもう体の無理が効かない、退位をさせてほしいと申し出た。大手術や病気を重ねながら象徴役をこなすのは神より難しいはずだ。
私は天皇制については距離を置いているが、一日も早く皇太子に譲位して人間的に過ごしてほしいと思う。(文中敬称略)







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