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2018年1月18日木曜日

「ピンクのポッキー」

私が大好きであった元ブラジル代表のサッカーのスーパースター、ロナウジーニョが引退との記事を昨日の夕刊で知った。芸術的な出っ歯で、芸術的なプレイをした。37才であった。スペインの最強チーム・バルセロナに所属していた時、04、05年に国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手に選ばれた。ドリブル、パスワーク、そしてアタッカーとして天才であった。
私はどのプレイより、彼の出っ歯を愛していた。
日本に来ねえかなと期待している。私の住む茅ヶ崎を選挙区にする、河野太郎という私の期待していない政治家が、外務大臣になったと思ったら専用機を買えとか、自分がかつて外務省を害務省と言って人員を減らしたが、外務大臣になると、減らしたのは間違いであった。だから人員を増やせてくれと言う。昨日はカナダで行われた国際会議で世界の流れは北朝鮮と話し合い融和しよう。
あるいは脅しつつ仲良しになろうぜと話したのに、本当は出席することはないと思っていたが、日本だけが蚊帳の外におかれるとあわてて出席した。そして圧力、圧力、制裁を主張して、やっぱり蚊帳の外となった。茅ヶ崎市のために何もできない人間が、国を背負える訳がない。父親河野洋平にはある主義を感じたが、河野太郎は体制主義者だ。私の知人の市会議員たちはみんな子分だが、この親分は(?)(?)(?)だ。次の総理大臣候補だなんて言う実力者がいてヨイショする大新聞も多い。冗談もホドホドにだ。
茅ヶ崎市の一人としてまことに恥ずかしい。
先進国のクオリティーペーパーの会長や社長が、公然と大統領や首相と夜毎会食する国はない、日本しかない。それ故インポのチンポみたいな記事しか書かない。東京新聞と日刊ゲンダイは気合十分だ。雑誌ならFACTA か選択だ。(この二誌は年間契約しないと読めない。)右翼系の人にも気合の入っている雑誌がある。
かつて銀座数寄屋橋公園交差点に一年中(正月はいなかったと思う)赤尾敏という愛国党党首が熱弁をふるっていた。
フラフラとする老人となりながらも熱弁する姿に、街宣車の対面(トイメン)の交番のお巡りさんも、思わずよろける体を支えていた。赤尾敏が遂いに死した時、共産党の人間が一年中欠かさぬ街宣運動と熱弁に、見ならうとこありと、語り合ったという伝説もある。左でもよし、中間でもよし、右でもよし、主義主張を発する熱量を出し合ってくれよと願う、但しテロと暴力はダメ。
民進党や希望の党、社会党や自由党、まるでダメ連中。正月レンタルして来た映画に「帝一の國」(だったと思うオムニバス型式だった)という映画で、高校の生徒会会長を選ぶドタバタ、ゴチャゴチャ、イライラ、ムカムカする生徒たちの姿を、喫茶店のマスターの目で語る作品があった。菅田将暉がやはり群を抜いて良かった。
350億円以上の政党助成金が今年も支払われる(共産党と日本のこころ以外)支持率1%とか、0.5%とか0%にも数十億、数億円が税金によって支払われる。
こんなバカな国は地球上に日本しかない。
帰宅する夕刊を読みながら、そんなこんなを思った。
ウルセイナ、やけにいろいろ臭せいな、そうか熱海行であった。
私の隣の32才位とおぼしき女性はクリアアサヒという第三のビールを飲みつつ、ピンクのポッキーをなめつつかじり、スマホを見てグスグスと笑っていた。
光る画面にお笑い芸人たちがなんとなく見えた。
しっかり顔を見たら、あまり美人でなかった。
私は腰を浮かし窓側におしりを動かした。
家に帰ってロナウジーニョの録画映像を見ようと思った。
(文中敬称略)



※画像はイメージです。

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