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2018年4月18日水曜日

「ただ一灯を」



♪~何から何まで まっ暗闇よ 筋の通らぬことばかり 右を向いても 左を見ても 馬鹿と阿呆の……。ずっと昔東映映画の仁侠路線が絶頂期の頃、大スターであった故鶴田浩二が唄った歌の中のフレーズだ。この世に「世の中とか、世間」というのが生まれた時から、人の世は筋の通らない、不条理がまかり通ることになった。近頃あまりのグダグダ感に、さすがに脱力感と我が身の無力感を感じる。人間はまい日同じような”うんざり”を感じ続けると、うんざりがマヒしてしまう。「なんでこうなるの」というギャグで大人気を得た、コント55号の萩本欽一さんの言葉を思い出す。”なんでこうなるの”ということが山のように起きている。日本語が乱れに乱れている。記憶にないということを記憶しているとか。大変申し訳なく、申し訳なく存じ上げますとか。夜の街でホステスさんと言葉遊びをしていたとか。朝から晩まで一生懸命真面目に働いて、税金をしこたま取られている人々に、ちゃんと詫びを入れろといいたい。本当に”なんでこうなるの”なのだ。彼の国ならばとっくに暴動が起きているだろう。「人間の長所は、短所があるところだ」とある哲人が言ったが、私のような短所ばかりのような人間はとやかく言えないが、税金はちゃんと払っているので、少しばかりは文句は言える権利はある。”なんでこうなるの”をしっかりと説明しろと。東映の映画では堪忍袋を破った鶴田浩二が筋を通さない外道たちを、バッサバサとヤッパ(短刀)で斬りまくった。今の社会ヤッパのかわりは、ジャーナリズム、そして民衆の声だ。そういえば故高倉健の名セリフもあった。”てめえらは人間じゃねえ”故夏目雅子のセリフも良かった。”なめたらいかんぜよ””人間辛抱だ”という初代若ノ花の言葉を思い出す。「暗夜を憂うること勿れ、只一燈を頼め。」(言四緑・佐藤玄斉)
決して私は諦めない。手許?に一灯がある限り、”一刀”ではない。

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